(1)お客とのアポとり

海外ビジネスでもビジネスの基本はまずアポとりです。今はZoomでのアポ取りをしていますが、私は過去にアメリカ、カナダのお客様とのアポ取りを何度も自分でやりましたが、Try and Error そして失敗から色々と学びました。

まず、初対面の方に、いつ会えますか?は絶対に上手くいきません。初対面の方も一度会った方でも必ず、選択肢を3日与えて下さい。ただし、選択肢が多過ぎてもいけません。

私の経験ではアメリカの大手企業のVPクラスとなると1ヶ月前の予約が必要です。その下の方だと来週を提案するのではなく、2週間後の月曜日、火曜日。水曜日のいずれかで会えますか?という3日の選択肢を与える聞き方が私の場合一番よくアポがとれました。そして、何故かその中でも真ん中の火曜日と言ってくるお客が多く、これは月曜日が忙しいだけと最初は思いましたか、2週間後の火曜日、水曜日、木曜日でどうですかと提案すると、これも真ん中の水曜日なら会えますと言ってくるのが不思議でした。

原 一宏 について

早稲田大学理工学部卒業後、日本電気株式会社(NEC)で、30年以上にわたり、アメリカとカナダの市場向け通信機器の営業を担当。両国のマーケットで新規開拓から交渉、契約締結まで、英語で約1000億円超の商談をまとめてきた。入社2年目、初めての海外出張の際に、日本で学んだ英語はほとんど役に立たず、現地のビジネス文化や慣習を踏まえない英会話はトラブルを招くことを知る。その後、アメリカとカナダへの通算2年間、計150回以上に及ぶ出張経験と、カナダ・トロントの現地法人での6年間の勤務、300人以上との商談での交渉経験を通して英会話術を磨く。英検1級、国連英検A級、英語通訳ガイドの資格を持つ。
カテゴリー: business tips パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です